京都と言えば「和菓子」。
久しぶりに京都に行きたいなぁと思っていろいろ見ていたら、老舗の和菓子を食べたくなってどこのお店に行こうかさっそくお店探し♪
「虎屋」さんや「鶴屋義信」さんは以前に行ったことがあったので、他にどこかないかと思って見つけたのが「嘯月」さんです。
嘯月(しょうげつ)
「嘯月」さんの創業は1916(大正5)年。店名は「虎屋」で修業した初代にちなみ、虎が月に吼える様を表す言葉から名付けられたものだそうです。
美味しんぼにも登場したことがあるこちらのお店。食べログアワード「Silver」を受賞されており、食べログの点数は京都の和菓子で1位のお店です。
「いちばんおいしい状態で食べていただきたい」との思いから、創業以来、商品の作り置きはせず、前日までの完全予約制です。
今回は急に京都に行くことを思い立ったので、前日に予約したのですが大丈夫でした。
数が多い場合などは前日だと予約ができないこともあるみたいなので、できるだけ早めに予約する方が確実です(*´ω`)
予約方法
前日までに電話で予約します。
毎日4~6種類程度の生菓子を作られるそうで、お電話でお聞きしたところ、その日は5種類あるとのことで、全種類1つずつをお願いしました。
引き取りに行く時間と名前、電話番号をお伝えして予約完了です。
行き方・アクセス
京都市営地下鉄「北大路」駅から歩いて10分。京都市バスの「下鳥田」のバス停から徒歩3分です。
堀川通を東に入って少し歩くと住宅街の中、小学校のすぐ近くにひっそりとお店がたたずんでいます。

お店の横には和菓子が飾られていました。

扉を開けて中に入るとお店の中は狭くて、商品を引き取るくらいだけの広さで中で食べるスペースはありません。
中から女性の方が出てきてくださり、名前を告げると商品を渡してくださりお支払いをします。
上生菓子
こちらが購入した上生菓子です。箱の上には「今日中にお召し上がりください」という紙と「平らにお持ちください」との紙が貼られていました。

箱の中に仕切りはないので、ぶつけたり倒したりして崩さないように大事に家まで持って帰りました。笑

京都にたくさんある上生菓子を扱うお店のなかでも、「きんとんならここ」というご贔屓が多い ということで「きんとん」を楽しみにしていましたが、2種類のきんとんが入っていて嬉しい!
この日購入できたのは、きんとん(雪餅、梅だより)とお饅頭、うぐいす餅、山みちの5種類です。
お値段は1つ460円~520円の料金設定です。
雪餅(520円)

白くふわふわした感じがかわいらしい和菓子。つくね芋のきんとんで黄身餡が包まれています。冬限定のお菓子。
ため息が出るほど繊細で、芸術品ともいえる美しさ。口の中で溶けていくようななめらかさで優しい味でした。
梅だより(460円)

ピンクと緑のコントラストが見ていて楽しい和菓子。中の粒あんがアクセントになって、同じきんとんでも雪餅とはまた違った味わいが楽しめます。
お饅頭(名前がわかりません)(460円)

皮が薄いお饅頭。上用饅頭なのかな…とも思ったのですが、少し違う感じもするし名前はわかりませんでした。
皮の中にはくちどけのいいこしあんが入っていました。
山みち(460円)

見た目は羊羹かなと思ったのですが違いました!羊羹よりも柔らかくもちっとした食感で、甘味は控えめにあっさりとした独特の風味です。
和菓子だけど洋風な感じもして、不思議な感覚ですが個人的にすごく好きなお菓子です。
うぐいす餅(460円)

求肥ときなこ、中の粒あんの相性が抜群です。口の中で春を感じられるお菓子。
私は季節を感じられるので素敵ですね。
どの和菓子も目で見て楽しめ、味ももちろん素晴らしい。京都に行く際にはぜひ予約して伝統の味を食べてみてください!
他にも京都の老舗和菓子屋さんを紹介しています!
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