クラクフはポーランドの京都と言われることもある古都、歴史ある景観が素敵な街です。
見どころも多いのであらかじめ見るところを考えておかないと、あっという間に一日の時間が過ぎてしまいます。
クラクフ滞在中に街の観光ができるのが1日しかなかったので、1日でクラクフの観光スポットをグルッと回ってみました。
ヴァヴェル城の各チケットは枚数制限がある!
クラクフの観光の目玉でもあるヴァヴェル城!しかしこのお城の観光がなかなか複雑で観光客泣かせなのです。
ヴァヴェル城はチケットがいくつかの部分にわかれていますが、「城の大広間」「王族の私室」「宝物・武具博物館」は枚数限定で時間指定が行われます。
遅くに行くとすぐには入れず、指定の時間までどこかで時間をつぶさないといけないということにもなりかねません。すべての施設を見なくてもいいと思いますが、メインのお城の大広間は外せないのでチケットを早めにゲットするのがおすすめです!
効率よく観光するには、ヴァヴェル城の王宮を朝一番に見てしまうことです!王宮のオープン時間は9時半からなのですが、チケットは9時から販売されます。
そのため、9時にチケットを購入しに行きましょう!9時ピッタリにチケット売り場のドアが開き、あっという間にチケット購入の列ができていました。
チケットを購入すると、それぞれの施設に入る人数と時間が印字されたものが配布されます。チケットに書かれた時間にそれぞれの入口に行くと、入ることができます。(ディスニーランドのファストパスみたいですね)
ヴァヴェル大聖堂はヴァヴェル城と別のチケット売り場
ヴァヴェル大聖堂はヴァヴェル城のチケット売り場とは別に独立して販売されているので、そちらに行ってチケットを購入します。
こちらは人数制限などがないので、チケットを購入すればいつでも入ることができるので、お城をすべて見終えてからで大丈夫です。
大聖堂のチケットは12PLNでした。このチケットで、ヴァヴェル大聖堂、王族の墓、ジグムントベルタワー、大聖堂博物館に入ることができます。
そして、最後の最後に竜の洞窟を見に行ってお城から出るコースがスムーズに回れる順番だと思います。
チケット売り場の係りの方も「竜の洞窟は出口にあるから最後でいいよ」と教えてくださいました。(日本語が上手な男性の方がいてとても親切でした)
ヴァヴェル城、ヴァヴェル大聖堂ともかなりのボリュームなので、これだけでも十分午前中の時間はかかってしまいました。
クラクフ旧市街の観光へ
ヴァヴェル城を出た後は、旧市街に戻ってきました。まずは広場まで戻ってきて、織物会館を見学します。
こちらの1階は雑貨屋さんなどお土産屋さんが通路両側にぎっしり並んでいます。2階は国立美術館、地下1階は博物館です。
世界遺産にも登録されている旧市街は広場は本当に綺麗な街並みで見とれてしまいます。
市庁舎の塔や聖マリア教会など写真におさめたい物が多すぎて、大忙しです。街中にはたくさんのお花が植えられていて、また広場ではお花屋さんやお土産屋さんなどの出店も出ていました。
そして、この広場からは馬車での市内観光ツアーが出ているので、馬の足音が響いていて本当に中世のヨーロッパにタイムスリップしたような感覚になってしまいます。
広場でクラクフ旧市街の街並みを堪能したら、さらに北に向かいフロリアンスカ通りを進んでいくと旧市街の北の門フロリアンスカ門に到着します。
このあたりは、中世の城壁の名残を見ることができる景観ポイントです。
通常、クラクフ中央駅から旧市街に来るときは、このフロリアンスカ門から入ってくることになります。
トレンドスポット カジメェシュ(ユダヤ人地区)へ
旧市街の散策を終えた後、まだ時間があったのでカジメェシュ地区に足を延ばしました。
ヴァヴァル城から歩いて10~15分ほどで行くことができます。
こちらは映画「シンドラーのリスト」のロケ地にもなったユダヤ人街です。クラクフのカジミエシュ大王が迫害されていたユダヤ人の保護に取り組み、多くのユダヤ人がクラクフに移り住むようになり、クラクフとは別の街として作られたエリアです。
第二次世界大戦で多くのユダヤ人が姿を消し荒廃してしまっていましたが、最近はカフェやレストラン、プチホテル、ショップなどクラクフのトレンド地区として注目を浴びている地域なのです。
プチホテル
クラクフの旧市街とは違い、レトロな雰囲気がある街並みが続いています。
壁に書かれた絵もとっても趣がある感じです。独特の雰囲気を感じます。
ユダヤ系のお店やシナゴークなども立ち並び、また別の世界に迷い込んだような雰囲気です。シナゴークとはギリシア語で「集会」を意味するユダヤ教の会堂です。
こちらは「スタラ・シナゴーグ」です。オールドシナゴークとも呼ばれ、ポーランド最古のユダヤ人教会でもあり博物館にもなっていて多くの人が来ていました。
ユダヤ教のシナゴーグに入るのは初めての体験でした。館内には調度品や書物、美術品なども置かれていました。
おしゃれスポットでもあり、歴史を感じる地区でもあるカジメェシュ地区。もっと歴史を知ると違って見えるものもあるのかもしれません。
ヴァヴェル城の係りの方が、カジメェシュ地区ではグルメがおすすめだよ!と言っていました。
おしゃれなカフェやレストランなど食事目的で訪れる人も多いのでしょうね。まだまだ開発中のエリアだそうなので、さらに開発が期待される地区ですね。
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