ワルシャワ空港から市内へ移動!電車を乗り換えEIP1等車でクラクフへ

フランクフルトからチューリッヒで乗り継ぎ、無事ポーランドのワルシャワ空港へ到着しました。

ポーランドの公用語はポーランド語です。また、新たな難関が待ち構える予感!

いざ、ワルシャワショパン空港から市内へと電車で移動ます。

ワルシャワショパン空港から市内まで電車でアクセス

預入荷物を受け取った後、出口から外に出たら、「Train」の文字と電車のマークがひたすら目印です。

出て右が電車乗り場に続くようなので、掲示板に沿ってひたすら歩いていったら空港の端まできてしまいました。

エスカレーターで下へ降りていきます。

そして、さらにまだ奥へと進みます。空港を出たところにはたくさんの人がいたのに、電車の乗り場の方に来ると、人が全然いなくなるので、ちょっと不安になりました。

みんな電車では移動しないのでしょうか?

バス?車?

よくわかりませんが、とにかく電車の乗り場へ行く人は少ないです。

不安を乗り越えて歩いていくと、小さなカフェのようなものが左手に出てきて、その右奥に券売機が3台(緑色が1台と赤色が2台)見えてきました。

(右に写っているおじさんは切符を買っていると、買い方を説明してきて説明が終わると「お金をくれ」と言ってきます。説明は無視して切符を買って、そのままホームへ行けば大丈夫です。)

市内に行くには赤色の電車(SKM)と緑色の電車(KM)の2種類あるのですが、空港から市内まではどちらの切符でも大丈夫(インターネット調べ)とのことなので、赤色で75分有効の切符を買いました。4.4PLZです。

ホームに行くと赤色の電車が止まってました。次の電車の時刻を確認すると15分後だったので、それくらいの間隔で市内行きの電車は来るようです。

一応、電車の一番前まで行って駅員さんに「wsrszawa centralna」に行きたい。そして、「Krakow」に乗り換えるということをつたない英語で言うとなんとかわかってもらえたようでした。笑

必死になれば人間どうにかなるものですね。伝えたいという気持ちが大事だということが海外に来るととてもよく感じます。

その電車は「wsrszawa centralna」には止まらないけど、「wsrszawa srodmiescie」に止まるから、そこから歩いて「wsrszawa centralna」に行けるとのことです。

とりあえず電車に乗り込み、切符に刻印をします。

ポーランドの切符は、駅か車内にある刻印機で時間を刻印しないと有効化されません。検札が来た時に刻印していないと罰金になるそうなので、忘れずに刻印しましょう。

こちらがポーランドの電車の切符

刻印すると裏面にこんな風に時間が印字されます。これでOKです。

ワルシャワショパン空港の駅から23分ほどで「wsrszawa srodmiescie」に着きました。

「wsrszawa srodmiescie」 駅の地上に出た景色がこちら

高層ビルに向かって2~3分歩くと「wsrszawa centralna」駅が見えてきました。とても近くてすぐわかりました。

ワルシャワからクラクフへ移動する電車に乗り換える

「wsrszawa centralna」駅に着くと切符売り場には長蛇の列ができていました。

ワルシャワからクラフクへ移動する電車の切符はあらかじめ日本でポーランド国鉄のホームページで購入しておいたので、よかったです。

空席があれば当日でも大丈夫でしょうが、少ない時間の中で慣れない土地で移動する場合は事前購入がおすすめです。

駅の電光掲示板には、時間と電車の番号と行先が随時表示されているので、それでホームを確認します。

クラクフ行は3番ホームです。ポーランドの電車に乗る際はホーム番号とともにトラック番号も確認しておく必要があります。

ホームのどちら側に電車が来るかということですね。

トラック番号は電車が来るギリギリまで表示されなかったので少し焦りましたが、定刻より5分遅れて乗車予定の電車が来て無事電車に乗ることができました。

ポーランド国鉄EIPの1等車で電車の旅

今回、電車の切符をかなり早めに予約したので、1等席と2等席の料金がほとんど変わらない料金で購入することができました。

ワルシャワからクラクフまで139PLN(日本円で4000円ほど)

どんな電車なのかワクワクです。

EIPの1等車はフランスで乗ったTGVと同じく、一人掛け席と2人掛け席の1列3人です。

一人旅でも隣の人を気にせず乗れるのでうれしい座席配置です。機内持ち込みサイズのスーツケースは足元に置いておけました。座席にはコンセントがあるので充電もOK!ごみ箱もあります。

スーツケース置き場もちゃんとあります。

ポーランドも駅に改札はないので、車内で駅員さんが回ってきて切符を確認します。

インターネットでチケットを購入するとメールにE-ticketが送られてくるので、車内でその画面のQRコードを読み取ってもらえば検札はOKです。印刷したE-ticketを見せても大丈夫です。

その際に身分証明のIDとしてパスポートの提示を求められました。

EIPの1等車は食事付き

乗車してしばらくすると駅員さんがメニューを持ってきてくれます。

ポーランド国鉄EIPの1等車は車内で食事が提供されます!メニューは4種類から選べるようになっていて、タルト(キッシュみたいなの)、ポテトサラダ、パスタサラダ、グラタンから1種類選びます。

疲れていたのかさっぱりしたのが食べたかったのでパスタサラダを選びました。

その後、ドリンクサービスが始まります。

紅茶、コーヒー、お水、オレンジジュース、リンゴジュース、コーラなどの中から2種類の飲み物をいただけます。お菓子付き( *´艸`)

1つだけかと思っていたら、一つ選んでも「and?」と駅員さんに聞かれ、2つもらえるんだということがわかり得した気分♪

お茶菓子とお手拭き(使うときに圧縮ペーパーを水と合体させるタイプ)もサーブされます。

ドリンクサービスの後に食事が運ばれてきます。

一人ひとり、きちんとしたお皿とナイフとフォークがついていて、まるでビジネスクラスの機内食のようです。エコノミーのようなプラスチック皿ではありません!!

コーヒー、紅茶もきちんとカップアンドソーサーで提供されていました。

パスタサラダというものの、全くサラダっぽくはなく普通にペンネのパスタです。

ドライトマト、サラミ、バジルが効いていてすごくおいしい!車窓を眺めながらの食事って、なかなかない体験ですよね。

食事が終わったお皿は、また係りのお兄さんが下げにきてくれます。陶器のお皿なので、持っていくのが大変そうでした。

ワルシャワからクラクフまでは一番早い電車のEIPで約2時間ちょっとかかります。きっと日本の新幹線のような位置づけの電車なのだと思います。

スピード感は日本の普通の電車と同じような感じではありましたが・・・。

日本以外で電車に乗って移動するというのも、それぞれの特徴があってとても楽しく貴重な経験になりました!

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