ヨーロッパ周遊、世界一周におすすめ格安プリペイドSIMカード!threeの利用した感想、通信状況

世界一周旅行で悩みの種なのが、それぞれの地域でのスマホなどのインターネット通信です。

もちろん空港やカフェ、ホテルなどでは無料のWi-Fiも利用できますが、知らない街を歩いたり電車に乗るには、Googleマップや時刻表など、インターネットで調べ物をする必要が必ず出てきます。

今回の世界一周旅行は一人旅なので、いつでもどこでもインターネットが使用できるかできないかでは心強さが全然違います。

ドコモやソフトバンク、auなど日本の携帯電話の会社が提供している「海外パケットし放題のプラン」もありますが、1日で3000円近い料金でとても高い!

それ以外で海外でインターネット接続をする方法としては、海外WiFiをレンタルしてモバイルルーターを持っていったり、現地でプリペイドSIMを買うなどがあります。

今回の世界一周旅行にあたり、それぞれのメリットデメリットから、どれがいいかを考えてみました。

海外でスマホでインターネット接続を利用する方法

①海外WiFiのレンタルルーターを借りる

海外用Wi-Fiルーターとは、旅行先でスマホやパソコンをインターネットに接続するための小型の端末です。

有名な会社でいえば、「グローバルWi-Fi」「イモトのWi-Fi」「フォートラベルグローバルWi-Fi」などがあります。

海外旅行に行く際は、申込をしておけば、羽田空港や成田空港、関西空港などで受け取り帰国時に返却します。

料金は通常、1日当たりの料金が設定されており、アジアでは1日1台あたり500~1000円くらい。ヨーロッパ、アメリカでも500~1500円くらいです。

メリット

  • 日本国内でレンタルと返却ができるので、現地の言葉がわからなくてもすぐに利用できる。
  • パソコン、スマホなど複数の端末から同時にインターネットに接続できる
  • 容量内であれば何人かで利用できるので、割安になる

デメリット

  • 複数国を旅行する場合、それぞれの国のWi-Fiが必要になる
  • 使わない国の場合でも帰国しないと返却できないので、料金がかかる
  • 一人旅だと全額ひとりで負担なので、料金が高くなる
  • Wi-Fiルーターを持ち歩かなければいけない

 

今回の私の旅行の場合、カナダ、ベルギー、スイス、フランス、ポーランド、ドイツで使用する必要があります。

ヨーロッパ周遊用のWi-Fiもあるのですが、カナダに10日間ほど滞在してからヨーロッパに移動します。

ヨーロッパ周遊用の海外Wi-Fiの場合、31日間レンタルしようと思うと海外用Wi-Fiの料金だけで2~3万円になりました。

②現地でsimを購入する

去年タイに行ったときは、到着したチェンマイの空港でプリペイドのsimを購入しました。特にタイはシムカードが安いので、7日間用のSIMカードが1000円以下で購入できました。

メリット

  • 海外用Wi-Fiルーターに比べて料金がかなり安い
  • 容量もWi-Fiルーターよりも多くなるものが多い

デメリット

  • SIMフリーの端末が必要
  • SIMカードを入れたスマホ、タブレットしか利用できない(テザリング機能があるSIMカードであればパソコンも接続可能)
  • それぞれの国ごとにSIMカードが必要になるので現地調達が必要になる

現地のプリペイドSIMの一番のメリットは料金の安さです。30日間の旅行でも2000~3000円で利用できるものもあり、海外用Wi-Fiルーターの10分の1程度の料金ですみます。

私のiPhone6sは、SIMフリーの設定にしているので、プリペイドSIMさえ調達できれば、すぐに使える状態です。あとは、現地に行って各国のSIMを購入して設定できれば問題ありません。

ヨーロッパ周遊におすすめの格安プリペイドSIM

海外用Wi-FiルーターよりプリペイドSIMの方がお得なので、そちらにしようと思い、いろいろ調べている中でヨーロッパの周遊に超おすすめのSIMカードを見つけました。

イギリスの通信キャリアthreeという会社のSIM「Internet with legs」です。

料金は1GB(30日間)で2000円弱、3GB(90日間)で3000円弱、12GB(360日間)で5000円弱と超格安のお値段です。

しかも、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、スイス、ベルギーなどヨーロッパ42カ国で利用できます。

1GB/30日タイプ⇒Threeデータ通信プリペイドSIM【イギリス含む42ヶ国対応】【1GB / 30日タイプ】

3GB/90日タイプ⇒Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】【最大90日間有効】

日本でもアマゾンで購入できるので、現地調達の必要がなく、空港到着時からすぐに使えます。

日本にいる間に開通作業の確認ができ、特殊な設定も必要なく簡単に使えるので、機械が苦手な私のような人間には超おすすめなのです。

日本での準備

アマゾンからSIMを購入すると、3~4日で到着しました。日本語の設定方法説明書は、インターネットでダウンロードできるようになっていました。

SIMのサイズは、mini・micro・nanoの3タイプに対応しています。

スマホのSIMを確認して、自分のSIMにあうサイズにSIMカードを切り取ります。

カードに記入されているYour Three number 07*******は現地でユーザ登録する場合は必要になるので、メモしておくか写真を撮っておくようにしましょう。

ユーザー登録は容量の残量を確認する必要がなければ、ユーザー登録の必要も特にありません。

SIMを入れ替えます。

iPhoneの「設定」⇒「モバイルデータ通信」

「モバイルデータ通信のオプション」

モバイルデータ通信ネットワーク

APNに「three.co.uk」
ユーザー名「空欄」
パスワード「空欄」

「戻る」⇒「データローミング」をONにします。

一度、スマホを再起動してインターネットに接続します。日本国内ではテスト通信のみができ、インターネットを接続するとthreeの公式サイトのみアクセスできます。

こんな画面になりました。

国内での準備はこれで完了です。

ヨーロッパ各国で使ってみた通信状況

ベルギー

まず1各国目に入ったベルギーで、さっそくソフトバンクのSIMからThreeのSIMへ入れ替えを行い再起動しました。

そうすると、自動的にベルギーの国内の通信会社BASEというところにつながりました。途中、ORANGE Bにもつながっていました。

ベルギーではブリュッセル、ブルージュ、ゲント、アントワープに滞在しましたが、どこでも問題なく利用できました。とっても簡単です。

オランダ

ベルギーに滞在中に1日だけオランダのアムステルダムへ日帰りツアーに参加しました。

ベルギーからオランダへはバスに乗り陸路で国境越えです。シェンゲ圏なので出入国の審査などはなく、普通に国内旅行するように移動できます。

気付いた時にはKPN NLに変わっていました。

フランス

ベルギーからフランス経由でスイスへ入国した際、空港内で携帯を見るとORANGE Fになっていました。

モナコ

フランス滞在中にモナコにも滞在しました。モナコに入ったところ、通信表示はMONACOに変更となりました。

スイス

スイス国内ではSunriseとSalt、たまにSwisscomのどちらかにつながっていました。スイスはジュネーブ、ツェルマット、ベルン、ローザンヌに滞在しましたが、自動的に変わっていたので、どこの地域でどの通信になっていたかは不明です。

ポーランド

ポーランドのワルシャワ空港に着くとPlusという表示になり、スムーズにつながりました。

ドイツ

ドイツ国内にいるときは、O2-DEとE-Plusの会社の2社の表示につながっていました。通信速度については、どこの国でもまったく問題はありませんでした。

容量残高の確認の方法

滞在中に残り容量がどれだけあるのか気になると思います。今回の旅ではGoogle mapやinstagram、LINEで写真や動画をたくさん送ったりしたので、途中で心配になり残高確認を行いました。

まず、残りの通信容量を確認するには、My3というサービスでユーザー登録をする必要があります。

これは現地でないとできません。

まずこちらの画面で、アカウントを作成します。

届いたSIMカードの裏面に書いてある「Youe Three number」の11桁の番号を入力し「Submit」をクリックします。

そうすると、携帯電話にパスワードがSNSで送られてくるので、そのパスワードを入力し「Continue」をクリックします。

次の画面でパスワードの変更ができるので、自分が覚えやすいパスワードに変更してください。7文字以上です。

下の欄にはもう一度入力したパスワードを再度打ち込み、「continue」をクリックします。

次の画面では、真ん中に小さくある「Edit」をクリックします。そうすると、emailを入力する画面が出てくるので、登録に使いたいメールアドレスを2回打ち込み「Continue」をクリックします。

登録したメールアドレスを確認するとメールが届いているので、その中のリンクをクリックります。

そして出てきた画面の「Log in to My3」をクリック。

「Welcome to My3」の画面にこのSIMカードで割り振られている電話番号と先ほど作成したパスワードを入力しログインします。

ログインした画面の真ん中のほうに「Data allowance」とう項目があるのでそれをクリック

その中の「Remaining」に書かれている数字が通信容量残高です。私の場合2174メガバイトです。

3Gのプランで申し込んでいるので3分の1使ったことになります。約8日間での使用容量です。

InstagramやLINEに写真や動画をアップしまくっていたので、心配でしたがこの分だと残りの14日間で2Gあるので大丈夫そうです。

1週間の旅行であれば、1Gプランで十分の容量です。

ThreeのSIMカードはヨーロッパ各国を旅行する際、あらゆる国で利用できとても便利です。また、料金も格段に安く、お得に使えますのでヨーロッパ旅行には非常におすすめのSIMカードです!

1GB/30日タイプ⇒Threeデータ通信プリペイドSIM【イギリス含む42ヶ国対応】【1GB / 30日タイプ】

3GB/90日タイプ⇒Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】【最大90日間有効】

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 この記事へのコメント

  1. 朝永美代子 より:

    たくさんの記事、とても参考にさせてもらっています。
    今回10月にカナダからヨーロッパ周遊と1か月の旅を予定しています。
    Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】はカナダでも使えますか?ご教示ください。

    • imacocoro より:

      朝永様
      コメントありがとうございます。記事を参考にしていただけているとお聞きし、とてもうれしいです。
      ご質問いただいた「Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】」がカナダで使用できるかについてですが、
      SIMの説明に記載されている「使用可能国」にカナダがなく、アメリカは使用可能なのですが残念ながら今のところカナダは使用できないようです。
      私もカナダからヨーロッパへ移動したのですが、カナダでは語学学校に通っていたこともあり、学校や滞在先のWi-Fiで乗り切りました。

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