スイス国内を移動するのにスイストラベルパス3日間2等席をあらかじめ日本で買っていきました。
スイストラベルパス(以前はスイスパスという名前だったようです)は、主な鉄道、バス、湖船、都市交通が乗り放題で利用できるチケットです。
スイスは電車の本数が多く、鉄道を利用していたるところに行けるため、スイス旅行を楽しむためにパスはかなり有用なアイテムです。
また、交通機関の乗り放題だけでなく、全国約500カ所の美術館・博物館が無料になるほか山岳交通の半額割引などの特典もついています。
スイストラベルパスはスイスのの空港や各駅でも購入できるのですが、混んでいて並んだりする時間がもったいないなと思ったので、事前で日本でインターネットで購入しました。
スイストラベルパスの国内での購入
今回の世界一周旅行でのスイスの滞在は5日間です。
ただ、1日目と5日目は他国からの移動と他国への移動の日なのでスイス国鉄に乗車はしません。そのため、真ん中の3日間がスイス国内で移動を予定していました。
スイストラベルパスには連続した日にちしか使えないパスと、連続しない日で利用できるフレックスパスの2種類があります。
連続日の使用パスの方が安いのでそちらを購入しました。クレジットで支払い25,000円でした。
スイストラベルパス購入時の注意点
スイストラベルパス購入時に使用日を記入が必要です。その日から3日間利用可能なチケットをバリデーション(有効化)して送付してもらえます。
こちらが送られてきたセットです。ヨーロッパの鉄道の乗り方やスイス国鉄のマップもついていて、現地で移動する際にとても便利でした。
また、ヨーロッパの電車の乗り方のガイドブックもついているので、あらかじめ読んでおくとシステムがよくわかり現地で悩まなくていいのでおすすめです。
こちらがスイストラベルパスです。
送られた後に自分でやらなければいけないことは2つです。
①トラベルパスにパスポートナンバーを記入する
②トラベルパスに署名をする(パスポートと同じ署名)
すでにバリデーションはされているので、この2つだけ行えば他には何もする必要はありません。
スイストラベルパスを利用した電車の乗り方
スイス国鉄(ヨーロッパの電車のほとんど)には改札がありません。
駅でスイストラベルパスを誰に見せればいいの?と心配になるかもしれませんが、誰にも見せることなく勝手に電車に乗り込んでOKです。
ただ、電車には1等車と2等車があるので、購入したスイストラベルパスと同じクラスの車両しか乗ることはできません。
電車の車体に大きく「1」「2」の記載があるので、見分けるのは簡単です。
電車が動き出したら途中で車内検察があるので、そのときにスイストラベルパスを係りの人に見せてください。
それだけで終了です。
降りる時もチェックはまったくありません。自分が降りる駅に来たら勝手に降ります。
今回2等席のスイストラベルパスを購入しました。指定席ではないので座れるかなとドキドキしていましたが、そんな心配はまったく無用でした。
電車はガラガラです。4人掛けの椅子に一人ずつ座っているくらいしかお客さんが乗っていません。
昼間の汎用路線では向かい合ってお客さんが座っていることもありますが、座れないなんてことは全くありません。
スイス国鉄は非常に車両が長いのです。こんなにガラガラなんだから、車両を減らせばいいのに・・・と思ってしまいました。
日本だったらあんな無駄は絶対にしない気がします。
車両が空いているので車掌さんの切符の検察もスムーズにすることができるんでしょうね。日本のような混んでいる列車だと車両内を進むことができないですもんね。
スイストラベルパスはとってもお得
スイストラベルパスはスイス国鉄が無料で乗り放題です。電車だけでなくレマン湖のフェリーも無料になります。
また、スイストラベルパスを見せるとツェルマットのゴルナーグラート鉄道など登山列車は半額になるというかなりお得な切符なのです。
今回の私の旅行では3日間で、1日目はジュネーブからツェルマット、ツェルマットでゴルナーグラード鉄道に乗車、2日目はツェルマットからベルン、3日目はベルンからローザンヌ、ローザンヌからフェリーでモルジュ(Morge)へ、モルジュから電車でジュネーブへと大満足の経路で旅行することができました。
その他にもスイスの主な鉄道、バス、湖船、75都市の市内交通を1ヶ月の有効期間内なら半額で購入可能なお得なカード「スイスハーフフェアカード(スイス半額カード)」などもあるので、旅に合わせたお得なチケットを利用するのがおすすめです。
「スイスハーフフェアカード(スイス半額カード)」も、スイストラベルパス無料区間以外の登山鉄道やケーブルカーの料金も半額になります。
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