台湾の人気観光スポットはいろいろありますが、十分(シーフェン)と九份(チウフェン)がおすすめです。
十分(シーフェン)と言えば、天燈(テンダン)というランタン上げが有名!願い事をランタンに書いて空に飛ばすと願いが叶うとか…。
九份と言えば、「千と千尋の神隠し」の舞台を彷彿とさせる雰囲気のあるレトロな街並み!
台北から行っても1日で十分と九份の両方を回ることができます。
台湾のローカル電車の旅を楽しみながら、効率的に台湾を満喫できるコースを紹介します!
十分、九份など見どころを回って、さらに夜の九份も楽しんでから台北まで帰って夜市を楽しむことができるので、効率よく観光することができます!
台北から十分へローカル列車の旅!
台北駅から「十分」へは、平溪線(へいけいせん)というローカル線で行くことができます。
台湾高速鉄道の台北駅で「十分」行きの切符を買います。
この日は土曜日の昼過ぎで込み合っていて座席を取ることができず、立ち席(「無座」と書いてあります)の切符です。「瑞芳」という駅で乗り換えて「十分」に行きます。
台北駅から「瑞芳」へ行くには電車に乗ります。座席は2人×2人の1列4人かけ席でした。
30分ほど降られ「瑞芳」に到着。九份に行く人たちはこの駅からバスやタクシーで行くので、たくさんの人が「瑞芳」駅で降りていきます。
「瑞芳」から30分ほどローカル電車に揺られ、「十分」に到着!「十分」 はローカル感が半端ない!踏切などなく電車が来ないタイミングを見計らって線路を渡ります。笑
十分では線路の両脇にランタンのお店やお土産店、レストランなどがギッシリ並んでいます。ちょっとしたお祭りのようです。
ランタンは色によって「赤は健康、安全」「青は仕事」「紫は勉強」「ピンクは恋愛」など意味があり、好きな色を選びます。
1色だけのランタンであれば150元、4色は200元、8色は350元と色が増えるほどお値段が高くなっていきます。
お店によってお値段が少し違ったり、8色ランタンを扱っていなかったりするので、好みのものを探しましょう!
ランタンを決めるとお店の人が燃料をつけてくれ、願い事を書いていきます。
お店の人がラックにランタンを洗濯ばさみでセットして、用意してある筆ペンで願い事を書いていきます。
前面を書き終えたら、お店の前の線路に出てランタンを上げます!
お店の人も手慣れているので、外に出るとiPhoneを渡すように言われ、ランタンを持った様子で写真撮影です。
4面全部の撮影が終わると、燃料に火をつけ、ランタンを上がる様子を動画で撮影をしてくれました。
お店の人の段取りがとても素晴らしくて、しかも日本語も上手なので、言われるままにやっていたら、アッという間に終わってしまいました。笑
十分駅のすぐ近くに吊り橋があったので、せっかくなので渡ってみました。向かい側には特に何もないので、渡ってすぐにまた戻ってきました。
台湾のナイアガラの滝!「十分大瀑布」
十分には、台湾のナイアガラと言われる「十分大瀑布」という大迫力の滝があるとのことで、ランタン上げの後はそちらに歩いて向かいました。
「十分大瀑布」 までタクシーで行くこともできますが、せっかくなのでブラブラ歩いて向かうことに。歩いて20分くらいの距離です。
ちなみに十分ではレンタルバイクもありました。電動バイクは、「電動自転車」扱いなので免許証も必要なく、二人乗り、ノーヘルでOKみたいなので、旅の思い出に体験するのもありかもしれませんね。
途中、吊り橋を渡り、まだ歩きます。
タイを思わせる仏像が安置されたお堂を過ぎ、
さらに屋台など休憩処を越えると
「十分大瀑布」に到着です!
近くで滝を見ることができ、なかなかの迫力でした。
十分から九份へタクシーで移動
この日の予定は十分でランタンを上げて、日が暮れる前に九份へ行き、九份の赤い提灯に灯りがともったライトアップを見るコース。
「十分大瀑布」 までたくさん歩いて疲れたこともあり、「十分」から「瑞芳」(九份へ行くバスが出る駅)に行く電車は1時間に1本しかなく、しかも休日はかなり混みあうので九份へはタクシーで行くことにしました。
最寄駅から九份へ行くバスも休日は大混雑のようなので、体力的な消耗を考えてもタクシーで行ってよかったです。
十分から九份へのタクシー料金の相場は、通常1000元でした。値切り交渉で800元もなることもあるようなので、混んでなければ交渉してみてもいいかもしれません。
十分から九份への所要時間は40分程度。
電車を待つ時間や乗り継ぎを考えると、タクシーで行くことで時間の節約にもなりました。
タクシーの中はWi-Fiもつながり、運転手さんはGoogle翻訳を使っていろいろ情報を教えてくれてとても楽しかったです!
千と千尋の神隠しの舞台「九份」!
九份へ到着したのは18時頃、まだ明るく提灯に灯りが灯り始めた時間帯です。
九份は細い階段の路地を歩いていくのですが、土曜日の夕方だけあってすごい人!
夜になるとさらに混雑がすごくて、狭い道でみんなが写真を撮ろうと足を止めるので大渋滞になってました。笑
灯りがともる夜の時間帯を狙ってたくさんの人がやってくるので、九份をゆっくり観光したい人は日中がおすすめです。
路地の両側にはたくさんの食べ物やさんやお土産屋さんがあるので、ブラブラ歩くのがとっても楽しいですよ。
小腹が空いたのでビーフンを食べる。
「魯肉飯(ルーローファン)」。豚肉を甘辛い煮汁で煮込み、ご飯にのせたもので、台湾の代表的B級グルメです。
鶏の丸焼き
有名なお饅頭屋さん「阿蘭草仔粿」。すごい人だかり。
ジブリ関係のグッズのお店が本当に多い!九份には日本人がたくさん来るので、日本人向けのお土産だらけです。笑。
九份おすすめの写真スポット
九份と言えば阿妹茶酒館の赤いぼんぼりの写真ではないでしょうか?ガイドブックなどで見る景色。
この写真を同じアングルで撮れるおすすめスポットを紹介します!
「海悦楼茶坊」というお茶屋さんです。
こちらは3階建てのお店で、各階にテラス席があるのです。このテラス席から見る景色が絶景!
阿妹茶酒館の赤いぼんぼりももちろんですが、海側の景色も素敵です。少し霧がかかってます。
中国茶を注文すると、囲炉裏を運んできて入れ方をレクチャーしてもらうことができます。
一杯目はお店の人が入れてくれ、そのあとは自分たちで中国茶をゆっくりいただく。素敵な景色を見ながらのんびり過ごす時間は至福です(*´ω`)
食事やお酒もあるので、レストランとしてももちろん利用可能です。お食事している人たちもたくさんいました。
九份から台北へ帰るアクセス方法
今回は十分から九份に乗ったタクシーの運転手さんが、
「台北までの帰りはどうするの?タクシーで帰るなら1000元で行ってあげる。九份の観光が終わる時間まで待ってるし。」と言ってくれたので、20時半に九份を出る予約をしていました。
おかげで帰りのバスやタクシーを心配することなく、九份の散策を楽しむことができました。
私が九份を出た20時半頃は、バス、タクシー乗り場の人はそれほど多くはありませんでしたが、17時~20時くらいはかなり混雑するとのことです。
バスの順路をバス停順に言うと、『金瓜石(始発)』→『九份老街(基山街の入り口)』→『九份(豎崎路の入り口)』となります。
混んでる時は始発の『金瓜石』まで歩いて乗車するという人もいるので、バスに乗る場合はなるべく始発よりのバス停で待つのがおすすめです。
17時頃の『九份老街(基山街の入り口)』のバス停は長蛇の列になりますのでご注意を!
バスやタクシーの混雑を避けるなら、早めに切りあげる(16時頃?)か夜景を見るなら20時半頃までゆっくりしてから帰ることになりますが、九份を出るのが遅くなると、台北で夜市に間に合わなくなってしまいます。
そのため、九份の夜景を楽しみたい人や、混雑するバスや電車が嫌な人は、観光ツアーや貸切チャーターなどをおすすめします。
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