日本から台湾に到着した場合、台北桃園国際空港に到着することになります。
台湾桃園国際空港から台北市内に行くアクセス方法は、空港連絡バス、タクシー、MRT桃園空港線があり、所要時間と料金はそれぞれ次のようになっています。
| 所要時間 | 料金 | |
| バス | 50分（ラッシュ時はプラス15～30分程度） | 125元 |
| タクシー | 40分（混んでいると1時間～1時間20程度） | 1200元 |
| MRT | 快速35分、普通45分 | 160元 |
バスは一番安いのですが渋滞で遅れる可能性もあるので、安くて早く行けるMRT桃園空港線を使って台北駅まで行きました。
台北駅までのアクセス方法や切符の買い方、車内の様子、wi-fi事情を紹介します。
MRT桃園空港線 空港ー台北駅
2017年3月2日に開業したMRT桃園空港線。台湾では「桃園捷運機場線」「Taoyuan Airport MRT」と表記されています。
路線図の薄紫色の線です。
バスの長蛇の列に並ぶ必要もなく定時運行なので、安心して台北駅まで行くことができます。
MRT桃園空港線の営業時間は6時～23時までなのでです。LCCを利用する場合、早朝・深夜発着便になることがあるのでご注意ください。
確定列車と快速が15分おきに出ているのでとても便利です。
所要時間
台北駅と桃園空港第一ターミナルまでは快速列車で35分、普通列車で45分。第二ターミナルまではさらにプラス2分かかります。
これまでのバスの1時間程度の所要時間を考えると大幅な時間短縮です。
料金
台北駅から桃園国際空港（第一ターミナルも第二ターミナルも）までは160元です。
MRT桃園空港線 切符の買い方
駅の改札近くにある券売機で切符を買います。
画面の下には言語を切り替えるボタンがあり、「日本語」のボタンもあるので、日本語表記にすれば迷うことなく購入できます。
行先と人数を選択します。
台北駅から桃園国際空港まで大人1名は160元です。
画面の右側にある投入口からお金を入れます。コインは問題ないのですが、大きな額の紙幣は使用できないことがあるので気をつけてください。
160元の切符を買うとき500元以上の紙幣は使用できませんでした。
その時は、券売機の横に両替機があったのでそこで大きな紙幣を両替して切符を買いました。
せっかく長い列を並んだのにいざ買う時になって「紙幣が使えない！」となってしまったので、私と同じ失敗をしないためにもあらかじめ小さめの紙幣を用意しておくことをおすすめします。
指定された金額を投入すると下の「３」と書かれているところから切符が出てきます。
コインみたいなこれがMTRの切符です。日本の紙の切符とは全然違ってビックリです！
改札機の右のカードをタッチするところにこのコインをタッチして改札の中に入ります。
こちらは日曜日の朝6時過ぎの台北駅。始発が出る時間帯なので、駅校内はガラガラです。
MRT桃園空港線は2017年にできたばかりなので駅もきれい！
MRT桃園空港線 車内
車内のドア付近には大きなカバンやスーツケースを置くスペースが用意されています。
車内は2列×2列かけの座席。
座席の前の間隔はあまり広くなく、日本の電車より座席間隔が狭く感じました。
テーブル台がついていますが、車内は飲食禁止です。
車内の張り紙にあるように、車内は飲食禁止、禁煙です。それぞれを破った場合は罰金です。
ついつい、お水を飲んだりお菓子を食べたりしてしまいそうですが、飲食厳禁なので気を付けましょう。
MTR桃園空港線 車内フリーwi-fi
車内は無料のFREE Wi-Fi「TyMetro」が整備されています。海外旅行者には本当にありがたいサービスです。
車内でスマホの「設定」‐「Wi-Fi」を選択するとこんな画面が表示されるので、「Ty-Metro-train」を選択します。
接続するとこのような画面が出てくるので、「Agree」をクリックすれば接続できます。パスワードなしで利用可能です。
MRT車内でWi-Fiが使えると、ホテルまでの行き方や観光、グルメ情報をスマホを使って電車の中で調べられるので本当に便利でした。
駅から出る時は改札機の右側の穴が開いているところにコインを入れれば、改札が開くので出ることができます。
MRTを利用することで、桃園国際空港から台北駅まで非常に簡単にアクセスできました！
安くて速いので、空港ー市内の移動におすすめです！
ただ、荷物が多い方や小さい子供さんがいる場合は、移動が大変だと思います。そういった場合は、空港と市内やホテルを送迎してくれるサービスもあるので、そういったものを利用するとスムーズです。
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